隣の車にドアをぶつけた!保険使う?警察呼ぶ?ドアパンチの代償!

強風でわたしの車のドアが煽られ、隣の車に勢いよくぶつかってしまいました。

通称ドアパンチ。この日まで『ドアパンチ』なる言葉があるのすら知らなかったのですが、こういう事ってよくある事なのですね。よくある事という事もこの時知ったのですが、一応今までドアの開閉は気を付けていたから何事も起こらなかったけど、突然の強風には油断していました。

3か月前に起きたドアパンチ事件ですが、やっと修理工場から保険屋さん経由で請求書が届き支払いが済んだので1つの情報として私の場合の体験談を書いておきたいと思います。

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隣の車にドアをぶつけた!その時の状況や対応について

3月半ば、突然の春一番の風にわたしの車のドアが持っていかれました。さっきまで風なんて吹いていなかったのに、なんでこのタイミングで突然の突風?

そんなこと言っても時すでに遅し。マンションの駐車場で車のドアを半開きにし車の中をのぞいて探し物をしていたら、強風にドアが煽られ『ゴツンっ』と鈍い音。隣の車の後部のスライドパネルにぶつかってしまいました。

ふと車に忘れたものを思い出し探しに行った時のお話なので、車から降りるときや乗るときのお話ではないのです。探し物なんか、そんな大した用ではなかったのに・・・なんて思ってもやっちゃったことは仕方がない。。。

隣の車にドアをぶつけた!運転手が乗っていたので話をした

強風に煽られ隣の車にドアがぶつかってしまった。そして、ぶつかったところを見ると、3センチくらいのかすった跡のような、塗装が削れたような傷がついています。

ドアパンチの傷の画像

で、エンジン音がしていたので運転席を覗くと運転手(同じマンション内の奥さん)が運転席に乗っていました。なにやらスマホをいじっています。

わたしが助手席の方から顔を出して「すみません」というと窓を開けられたので、「今ドアがぶつかってしまいました。」と話すと、降りて来るでもなく反応があまりなく、なので「傷がついてしまったので確認してほしいのですが」と言うと、降りてこられました。

(ぶつかった時に結構な音がしたけれど、すぐに降りてきたりはしないんだな~わたしならすぐに降りて車確認するけど。お相手も、どうしたら良いのか分からなかったのでしょうか?)

状況を説明すると、傷を見て「そっか~」と一言。わたしもどうしたら良いか分からず謝るだけ謝って「もし修理する場合は言ってください。」というと、「そうですね。」と言って運転席に戻られました。

ドアパンチしてしまった場所がマンションの駐車場で、付き合いはないものの、お互いの部屋が分かっていたので、それでその日は終わりました。

その翌日の夕方、ご主人がいらして話をすると、

「修理工場をやっている友達に聞いたら、ドアパネルを交換する方が早いし安上がりと聞いた。パールホワイトで特殊な塗装なのでコンパウンドでこするわけにもいかない。部品を変えるのが一番で費用は5万円くらいでは?」という事でした。

「そちらの知っている修理工場にあたってくれても良い。」という事もおっしゃっていたので、わたしの方で修理工場に問い合わせるにしても車の情報がないと、という事で、車検証をスマホで写真に撮り、連絡先を聞いてまた連絡しますとお伝えしました。

そしてそのまた翌日の早朝に車の傷の写真を撮らせてもらいました。

隣の車にドアをぶつけた!運転手が居ない場合はどうしたらよい?

今回のわたしの場合は、車の持ち主がいてすぐに話が出来たけれど、スーパーの駐車場で相手がいない、待っていても来ない。そんな時はどうするのが良いのか、いろいろなケースがありますが、

相手の車に傷がついてるときなどはやはり、警察に電話して来てもらう。(後々のために事故証明の手続きをする)というのが一番ですね。(その理由については後述します。)

それと、ぶつかった場所の写真は必ず撮っておきましょう。お互いの車や場所の位置関係や状況がわかるアングル、傷のアップ、相手の車のナンバーなど、いろいろなアングルで撮っておくと良いです。

ドアパンチして相手の車に傷がついてしまったけれど相手がいない、来ないからと言ってその場を立ち去ると当て逃げ(犯罪)になってしまいます。

相手方が居ない場合に自分の連絡先をメモしてワイパーに挟んでおく、という方法も1つですが、後々のトラブル防止のためにこの方法よりもやはり警察に来てもらうのが最善です。

隣の車にドアをぶつけた!修理や修理工場、保険について

相手方の御主人と話をしたその夜に、わたしの夫に状況を説明し相談すると、「相手の納得する修理工場で直してもらうのが一番良い」という事になり、わたしの方で修理の手配をする選択肢はなくなりました。

こちらで修理や修理工場を手配して、相手が納得しないなどのトラブルを防止するため、相手に任せました。

そしてそれと同時に、保険屋さんに今後の交渉をしてもらうという事で、翌朝に保険屋さんに連絡を取り、相手との交渉をしてもらうことになりました。相手にはその日のうちに修理工場の件と保険を通す旨を伝えました。

隣の車にドアをぶつけた!保険を使う使わないは最終段階で決めればよいが

修理費用は大体5万円くらいと聞いて(車の修理費って高いですね・・・修理となるとどんなに小さな傷でも5万くらいはすぐにいくそうです。)わたし的には、それなら保険使いたいな~と思い、保険屋さんに連絡したのです。

けれど保険屋さんに連絡したとしても、保険を使うか使わないかは別として、相手との交渉は無料でしてくれるのですね。保険を使うのかは修理が終わって修理費の請求が分かってから決めればよいと保険屋さんに説明を受けました。

ネットで契約したソニー損保ですが、とても対応が良かったです。

それはさておき、相手には保険を使うと言わない方が良いみたいですね。

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保険を使うというと、上限いっぱいいっぱいの見積もりが出されるため、修理費用が高くなってしまいます。わたしも今回請求内容を見て実感したことです。なので「実費で払う予定だけど保険屋さんに間に入ってもらう。」と言って進めていたら、もしかしたら請求金額がもう少し安かったのかもしれませんし、見積りの段階で価格交渉ができた可能性もあります。

ドアパンチで損害保険は使えない

我が家では何かあった時の為に損害保険に入っています。例えば、テレビが壊れた、パソコンが壊れたという時に損害金を請求できる保険です。お店の商品を壊してしまった・・・なんて時には相手方に損害金が支払われます。

で、わたしは今回ドアパンチしてしまった時に、まずは加入している損害保険に相談しました。

しかし、車のドアがぶつかったなど車の事故は、例え駐車している車同士でも「自動車事故になるので損害保険は使えません。」ということで説明を受けました。

 

自動車事故には自動車保険ということですね。

隣の車にドアをぶつけた!警察呼ぶか?私は呼ばなかったけれど

さて、先ほど事故証明の話がでましたが、そもそも警察を呼ぶかどうかですが、わたしが隣の車にドアをぶつけてしまった時、実は≪警察を呼ぶという発想≫が全くありませんでした。

相手の方も「警察呼びます」とか「警察呼んでください」とかなかったので「修理する場合は言ってください」という事だけを伝えて、その時点で警察にも連絡しなかったし、その後も警察に連絡することはありませんでした。

どちらも駐車中の車のことで、自動車事故という認識がなく、そのために損害保険に相談してしまった、という事に繋がったのだと振り返ってみて思います。

しかし、自動車事故になるならやはりドアパンチでも警察に連絡して現場に来てもらうのが一番ということになりますね。

わたしの場合はマンション内の駐車場でお互いそのマンションの住人で、さらにたまたま運転手とその場で話ができ、その後はトラブルもなく保険屋さんを通して解決できたので良かったですが、後々ドアパンチが大きな事故やトラブルになることもあるようです。

お互い駐車中のドアパンチでも人身事故に発展する場合がある

わたしの知り合いに保険の代理店さんがいますが、ミラーがちょっとぶつかっただけで車にかすり傷ひとつないのにも関わらず「首が痛くなった」と被害を訴え、人身事故扱いになった、なんて事例もあるのだとか。

これがまた、このようなケースも珍しい事ではないそうで、嫌な世の中だな、なんて思ってしまいますね。

駐車している車に乗っていた相手の車へのドアパンチでも人身事故になった、という体験談もありました。

ドアパンチで人身事故って。。。恐ろしいですね。

上記のようなことがあることを考えると、ドアパンチやどんな小さな事故でもその場で警察に連絡し来てもらうのが加害者側の立場でも必要になってきます。

隣の車にドアをぶつけた!ドアパネルを交換した修理費用

ドアパンチしてしまって悪いことをしたな~と思うのと同時に気になるのが修理費用。相手の車は13年落ちのワンボックスカーで色はパールホワイトでした。

パールホワイトという事で塗装の直しは日数も費用も高くなってしまうため、ドアパネルの交換が安く早く済む。ということでそのような修理内容となりました。

で、いくらか?というと、代車2日間込みで 56,000円でした。

で、内訳を見るとスライドドアパネルの金額が4万円ちょっと、技術料が5千円でした。

技術料が五千円というのはとても良心的な値段だな~と感じました(相場的には1万円~のようなので。)がパーツが高い!(だって、ヤフオクに同じものが1万円で売ってたから!10年以上前の車だと安いパーツが手に入るのでは?と思ってしまう。)しかし純正を使用したから高いのでしょう。。。

代車(軽自動車でした。)の1日3千円という値段は相場価格ですね。

一応、保険屋さんにも、この価格が適正価格なのか、という事を確認しました。その結果適正価格ということでした。もし、修理費用について疑問があれば対応します。とも言っていただけました。

隣の車にドアをぶつけた!修理費用を保険を使わず実費で払ったわけ

ドアパンチ修理の請求書

修理費の請求書は修理工場から保険屋さん宛てに届き、その時点で保険屋さんが連絡をくださり請求額を聞き実費で支払うことを伝えしました。そして請求書が保険屋さんから私の自宅に転送され、直接修理工場へ振込をしました。

で、なぜ保険を使わず実費で修理費用を払ったのか?というと、保険を使うと3等級下がり、保険を使わない場合と比べてトータル10数万円も保険料が高くなる。という説明を保険屋さんから聞いたからです。

保険を使うとめちゃくちゃ保険料が高くなりますね。ビックリしました。

自動車保険を使用して等級が下がると、3等級ダウンの場合は3年間事故ありの扱いとなり、保険料が戻りません。そのため、トータルで10数万円も保険料が高くなるという。嫌なシステムです。

わたしはしばらく自動車保険の契約がなかったため、もともと等級が低く車の保険が高いので等級の下がりようがないと思ったら、全然そんなことがなく。保険を使うとビックリするほど保険料があがるシミレーションが送られてきました。

事故内容や掛る修理費用にもよりますが、一般的には10万円くらいなら実費で精算したほうがトータル的には安上がりになると言われています。

ちなみに、自動車保険業界は等級の情報が共有されているので、保険を乗り換えるという手段はなしです。(一瞬、わたしも考えましたが。笑)

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以上、わたしのドアパンチ事件簿でした。

何か参考にしていただけることがありましたら、わたしのこの苦い経験も浮かばれます・・・

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