ゆずジャムを初めて作った時、砂糖を入れ過ぎたのと、煮詰めすぎたのとで甘露煮のようになってしまったので、リベンジで作りました!
失敗を経て2回目はいろいろと工夫して作ってみたのでレシピと、砂糖の量や煮詰める時間について書いておきます。
いただいたゆずが1才柚子という品種の、本柚子に比べて実が小さく香りも控えめなものを使用しています。
ゆずジャムレシピ(甘さ控えめの砂糖の量は※2)
●材料
ゆず(1才ゆず) 15個(811gでした。)
水300cc(皮に対してひたひたになる程度)
砂糖 480g
※1才ゆず15個で果汁160cc、皮が145gでした。
●作り方
1.ゆずをしっかり洗う。(わたしは新しいスポンジでこすってきれいにしました。)
2.ゆずを皮と実にわける。
3.ゆずの皮の薄皮を取り除く。(苦みを出したくないので薄皮を取り除きました。)
4.ゆずの皮を千切りにする。
5.ゆずの皮を2回ゆでこぼす。(あくや苦みを取り除くため)
たっぷりの水とゆずの皮を鍋に入れて火にかけ、沸騰したらざるにあげます。これを二回繰り返します。ゆでこぼすことで、あくや苦みなどを取り除きます。
6.ゆずの果汁を絞る。(わたしはボウルでこすように潰して果汁を絞りました。)
7.種を取り分けお茶パック2つ(お茶パックが大きめなら1つ)入れて種袋を作ります。
※わたしは薄皮も一緒に入れました。
8.ゆずの皮と皮がひたひたに浸かるほどの水、7を入れる。(レシピでは300ccです。)
9.7に砂糖も加えて強めの中火にかける。
10.ぐつぐつしてきたら弱めの中火にしてあくを取りながら10分ほど煮る。
11.10に果汁を入れて再度10分ほど煮詰める。種のパックを取り除く。
12.ゆるめのあんかけ程度のとろみがついていればOKです。出来上がり☆
※とろみがゆるゆるでも冷めるとジャムらしいとろみが出るので大丈夫です。
※とろみがゆるいからと煮詰めすぎるととろみのないジャムになってしまいます。
※1このレシピでは水、果汁、皮の全材料(正味約600g)に対して8割の砂糖を使用しました。
※2甘さ控えめにしたいときは6割くらいの砂糖の量が良いかと思います。
※3種を入れるのは種を入れることでとろみがつくからです。(種や薄皮にとろみ成分のペクチンという成分が含まれています。)
上の画像は左が煮詰めすぎたゆずジャムで、左が今回のレシピで作ったゆずジャムです。左のゆずジャムは甜菜糖100%で作ったのですが、右は甜菜糖が足りなくてレシピの半分ほどグラニュー糖を使用しました。色の違いは半量グラニュー糖を使用したことも影響していると思いますが、左は煮詰めすぎて甘露煮のような色や風味になってしまっています。
今回のレシピで作ったゆずジャムは、甘過ぎず酸味がほどよくあり、蓋を開けたときや食べたときに鼻に抜けるゆずの香りが良いです。
手作りゆずジャムの美味しい食べ方3選
この時期は毎朝のトーストに欠かせないゆずジャムですが、トーストにジャムとして使うだけではなく、ドリンクやお料理にも使えるゆずジャム。わたしがよくやるゆずジャムの食べ方をご紹介します。
〇柚子ティー
ゆずジャムをお湯で割って飲んだり、紅茶のお砂糖代&レモンの代わりにゆずジャムを入れて飲む柚子ティー。子供にも好評です。
〇クラッカーやチーズのトッピング
クラッカーにジャムを乗せて食べるのはメジャーですが、ゆずジャムでこれをするのがたまりません。ワインにも合うのでおつまみにもおすすめです。ゆずジャムはチーズとの相性も抜群なのでいろいろなチーズのトッピングにも最高です。
〇お料理に
ゆずジャムはお料理にもいろいろ使えます。お酢やオリーブオイル、ブラックコショーと合わせてドレッシングにしたり水で伸ばすだけでもちょっとしたソースになりますが、わたしがよく使うのが照り焼きやお肉の煮込みです。例えば、鶏の照り焼きを作るときに、砂糖の量を減らして、もしくは砂糖の代わりにゆずジャムに置き換えます。お肉との相性が良いので是非お試しください。
さいごに
ゆずジャムはジャムの中でも応用できる幅が広いように感じます。お菓子作りやお料理など、いろいろと使えるジャムなので、ゆずが沢山手に入ったと時はゆずジャムを作っていろいろとお楽しみください~