浄蓮の滝といえば、石川さゆりさんの代表曲、天城越えに歌われたあの「浄蓮の滝」です。その浄蓮の滝に6歳の子供を連れて家族で行ってきました!
その時の様子の写真と共にレポートさせていただきます。
駐車場情報所要時間のほか、釣り場や浄蓮の滝に伝わる伝説などについてもご紹介します。
浄蓮の滝→河津七滝→石廊崎のルートで回った南伊豆観光についての記事も是非ご覧ください。
浄蓮の滝に子供と行った~写真レポート・駐車場について
まず、駐車場について。浄蓮の滝の駐車場はありがたいことに、無料で駐車できる大駐車場が大きく分けて2か所あります。
1か所が売店、レストランのある敷地の駐車場で、もう1か所がその反対側の道を挟んで向かい側にある駐車場です。そのどちらも無料です。
ここが売店とレストランのある敷地の駐車場です。
こちらのレストランの脇が浄蓮の滝の階段口になっているので、こちらに車を止めるのが便利です。
我が家が到着したのはだいたい10時ころでした。日曜日だったので、すでにそれなりに駐車場が混んでいて、レストランとは反対側の写真左側の駐車場にしました。
ここまで道中はまったく渋滞なしでしたが、浄蓮の滝はやはり有名な観光地ですね、すでに結構車が止まっていました。
けれど、かなりの駐車台数のスペースが用意されていて、駐車場スタッフさんが誘導してくれることもあるので、よっぽどではない限りとめられないという事は無いのではないかな。
浄蓮の滝の階段、その数200段近く。覚悟して下ります。
さて、車をとめたら早速浄蓮の滝へ!相変わらず、ここも下調べなしで来ているので、様子が全く分かりませんが。。。
レストランの脇が浄蓮の滝へ向かう入り口となっています。左側には伊豆の踊子像がありますね。写真撮影スポットになっていますね。
ここはまだ階段ではなくスロープです。下り坂を下っていきます。
道なりに進んでこの先を左に曲がっていくと階段が出現~
階段は結構混みあっているので、みんなのペースに合わせてゆっくり下っていきます。まだ3歳前後くらいの小さな子供も階段を下っていきます。
しかし、この階段、200段近くあるとのこと。行きは下りだから良いけれど・・・この時点で帰りの階段のキツさは覚悟したわたし達。
階段の入り口で、断念するご年配の方もおられます。足腰、体力に不安な方はご注意ください。
階段下っているときに撮った写真です。滝がこんなに下に見えます。階段200段というのも納得。帰りの上り階段の事は取りあえず考えずに!ひたすら階段を下ります。
すると、もう少し下ったところで、何やら楽しそうな景色が見えてきた~
浄蓮の滝の側で釣りが出来る!?『天城国際鱒(マス)釣場』
釣りしてるね~釣り場があるんだ~!!と、進んでいくと、釣り場の案内看板がありました。この釣り場は浄蓮の滝にある『天城国際鱒(マス)釣場』です。
釣り堀の料金は時間料金制で、釣り竿やエサ、替針などすべてレンタル、購入できるので手ぶらで釣りを楽しめます。
あまご、ニジマスが放流されているとのことです。
天城国際鱒(マス)釣
●料金:1日(15匹まで)4,050円
2時間(12匹まで)3,245円
1時間(6匹まで)1,625円
30分(3匹まで)865円
●レンタル・購入品
釣り竿レンタル:215円
エサ:150円
替針:30円
●営業時間:9:00~16:00(最終入場)
※10月1日~3月19日までは採取入場15:30です。
※天候により休場することがあります。
電話:0558-85-1441
釣り場にアユは放流されてはいないけれど、アユの塩焼きが食べられます。
浄蓮の滝は絶景のパワースポットでした
釣り場の受付を過ぎると、いよいよ浄蓮の滝はすぐそこです。この辺から急に気温が下がって気持ちが良いです。浄蓮の滝では夏場でも気温が16℃ほどなのだそうです。
所要時間は入口からここまで5分くらいです。
やっとたどり着きました☆絶景です。
浄蓮の滝は日本の滝100選の1つ。落差25m、幅は7mのそれほど大きくはない滝ですが水量が多くて勢いのあるパワーあふれる滝です。
浄蓮の滝の横に見える「柱状節理」も素敵です。
※柱状節理は溶岩が冷えて収縮する際にできる柱状の岩の事をいいますが、浄蓮の滝の柱状節理は1万7000年前の伊豆東部火山群の噴火の際にできた柱状節理とのことです。
柱状節理は河津七滝でも見られましたよ。
浄蓮の滝では県指定の天然記念物ハイコモチシダも見れる!
浄蓮の滝では珍種といわれている珍しい植物のハイコモチシダを見ることもできます。ハイコモチシダは静岡県の天然記念物に指定されています。
ハイコモチシダは日本では九州南部と伊豆半島にしか生息していなく、1917年にはじめてこの浄蓮の滝で発見されたことから、ジョウレンシダとも言われています。
天城越えで歌われた浄蓮の滝、石川さゆりさんの石碑と歌碑
また、石川さゆりさんの石碑とともに天城越えの歌碑もありましたよ。コケに囲まれて雰囲気があります。
浄蓮の滝の側で釣りを楽しめる!結構釣れていましたよ
先ほども紹介しました釣り堀です。近くで様子を見ていると、ますます釣りをしたくなりますね。魅力的なスポットです。階段を下っているときに受付がありましたが、こんな環境で滝のマイナスイオンを浴びながら釣りが出来るなんて、なんとも贅沢ですね。
今度は釣りを目当てに来よう、と子供と約束した私でした。
子供も大人も、夢中で釣りをしています。結構釣れているようでした。
向こう岸の小屋でも、釣った魚を焼いて食べられるようです。
ちょっとわかりにくいけれど、写真の女性陣、かなりの大漁でした。
浄蓮の滝にはわさび田もある!なかなか見られない光景です
釣り場の反対側には、わさび田があります。この日は、苗を植えているようでした。
わさびの栽培には澄んだきれいな、そして豊富な水量が必要といわれていますが、まさにここはわさび栽培にピッタリな場所、ということなのですね。
時期によってはわさびが育ち、葉が茂っているわさび田の景色が見られます。
浄蓮の滝の売店にブラタモリで撮影に来たタモリさんの写真!
2018年にはNHKのブラタモリの番組でタモリさんがいらしたのですね~
浄蓮の滝の売店には写真が飾られていました。
こちらの売店でも立派なわさびが購入できます。常温で2日~3日持つそうなので、お土産にも良いです。そのほかわさびラムネなどがあって、わさび田のある浄蓮の滝ならではですね。
浄蓮の滝にもあった女郎蜘蛛の伝説
女郎蜘蛛の伝説は日本昔話で以前に見たことがあるような、うっすらとした記憶がありましたが、いろいろな地にある女郎蜘蛛の伝説、浄蓮の滝では女郎蜘蛛が滝の主、という伝説です。
浄蓮の滝レストランで食べられる天城グルメ・猪ラーメンも!
我が家は時間が合わなくてスルーしてきたレストランですが、ここのレストラン、メニューをみるとかなり美味しそうでした。
天城の特産の猪を使ったいのししラーメンや猪あぶり重、一度は試してみたいです。本生わさび丼や本生わさびと一緒に食べるお蕎麦も美味しそうでした。
浄蓮の滝、駐車場から帰りの階段を登ってくるまでの所要時間
思う存分浄蓮の滝を楽しみ、帰りの200段近くの地獄の上り階段をなんとか登ってきました。6歳の息子も、頑張って最後まで登り切りました。
行きに私の前に居た3歳前後の男の子も、我が家と同じタイミングで階段を上っていたのですが、さすがに登りはお父さんが抱っこしていました。お父さん、大変そうでした。
浄蓮の入り口を下ってから帰ってくるまでの所要時間は大体30分くらいでした。
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浄蓮の滝も今回初めていきましたが、ここもまた行きたい伊豆のスポットの一つとなりました。
浄蓮の滝から始まった我が家の南伊豆観光、このルートはおすすめなので、是非こちらの記事もご覧ください。
→ 南伊豆観光ルートおすすめは浄蓮の滝~河津七滝~石廊崎!沼津ICから車で
最後までお読みいただきありがとうございます。