ファスティング(断食)は、準備期→断食期→回復期というように、ファスティング(断食)に備えて準備して断食後は体を通常にならしていく、というのが望ましいです。
準備期間も大事、と言われていますが、わたしは特に断食後の回復期がとても大事だな~と実感しています。
(これまでのファスティングダイエット4回のうち2回は回復期で大失敗→リバウンドしているわたしです。)
また、ファスティング(断食)後の1食目は絶対これ!という、回復食があるので、それも併せてファスティング後のリバウンド経験や失敗せずに回復期を終えるためのコツなどを私なりにご紹介します。
ファスティングの回復食、最初の1食目は絶対これ!
ファスティングの回復食1食目はぜったいこれ!!!という回復食があります。
それがズバリ、大根汁。
断食後は重湯でしょ、という認識の方は少なくないと思います。
わたしもそう思っていた一人ですが、実は重湯やお粥はファスティングの失敗の原因となることもあるのです。
特に、わたしのようにダイエットを大きな目的としてファスティングする場合は、重湯、お粥は避けるべき回復食となります。
幸いにもファスティング初回からわたしは大根汁という回復食を知ることが出来て、取り入れていました。
こちらのサイトに考案者の方の説明が詳しく紹介されています。
わたしは大根汁と呼んでいますが、正式名はスッキリ大根です。
材料は昆布と大根と梅干。シンプルです。
ファスティング最終日には、新鮮な大根と無添加の梅干しを用意しておきます。
昆布がない場合にも忘れず用意しておきましょう。
この大根汁、本当にスゴイんです。
何が凄いって、腸の大掃除力!
回復食1食目にこの大根汁を取り入れることで、ファスティングの総仕上げをしてくれます。
体内の毒素が全部排出されたような、そんな感覚がたまらない~
総仕上げが終わった後の爽快感と言ったらないです。
わたしは、このデトックスの爽快感が味わいたくてファスティングする、という部分も実は大きいです。
重湯、お粥はリバウンドの原因に!?
さて、少し前までは(ファスティングという言葉があまり浸透していなかった頃)断食後の食事と言ったら重湯やおかゆ、というのが一般的でした。
けれど、先ほど紹介したスッキリ大根の考案者の方も言われていますが、
なぜ、回復食初日に重湯やお粥が良くないのか?
それはリバウンドの原因となるからです。
重湯、お粥は糖質なので、断食後の食事でこれらを摂取するとインスリンの分泌を促してしまい、インスリンは脂肪の合成促進や、脂肪の分解を抑制したりする働きがあるので、結果、リバウンドに繋がってしまいまう、という事です。
それよりなにより、断食後に重湯と言えどもご飯ものを食べることで、一気に食欲を促すことにもなりかねず、ご飯好きにはとても危険な回復食となる場合があるのです。
(わたしはご飯も大好きなので、まさに重湯、おかゆはわたしにはとても危険・・・・・)
ファスティングするからこそできる腸内大掃除、この貴重な機会を逃さないためにも、
そして、ファスティング後のリバウンド防止のためにも、回復食1食目は大根汁にして、重湯やお粥はそれ以降にするのが良いです。
ファスティング(断食)後の回復食2日目以降のおすすめ
ファスティング後の回復食で気を付けるのは1食目だけではありません。
最低でもファスティング(断食)後4日間は回復期として食事内容には気を付けます。
ファスティング(断食)でまっさらになった内臓に負担をかけないためにも、血液を汚さないためにも、徐々に通常の食生活に戻すのが好ましいです。
なので、炭水化物やお肉、お魚、加工食品を摂取するのは回復期以降(断食後5日目以降)にします。
じゃあ、回復食に何を食べればよいの~?という事ですが、
わたしのおすすめは蒸し野菜などの温野菜です。
温野菜をしばらく回復食で取り入れることによって、ますます『快腸』になりますよ。
わたしはルクエにザクザク切ったキャベツ、スライスしたタマネギ、トマトやブロッコリー、大根などを入れてレンチンして食べています。
味付けは天然塩のみ。
これが、ファスティング(断食)後だと本当に美味しくて。
野菜の甘みやうまみとちょっとの塩気が相まって、永遠に食べられる!と感じるほど美味しく食べられますし満腹感もあるんです。
3日目くらいからこれにエリンギやエノキ、しめじなどのキノコ類を加えて入れるのですが、さらに満足感がUPします。
カボチャやサツマイモ、ジャガイモなどのいも類は血糖値が急激に上昇するなど、影響があるのでいも類もわたしは3日目か4日目くらいからにしています。
その他、ミネストローネスープやポトフなどのスープはもちろん良いですし、納豆やお豆腐、豆サラダなど豆類もおすすめです。
回復食でいろいろと食べ始めると多少なりとも、もっと何か食べたい!!となりますが、わたしはそんな時に、間食に納豆やお豆腐を食べたほか、豆乳をレンジであたためて飲んだりもします。
4回目のファスティングの回復期で豆乳をあたためて飲むのにはまったわたしです。
有機大豆の無調整豆乳がおすすめです。
ファスティング(断食)後の回復食で大失敗!こういうの食べたら危険
わたしのこれまでの4回の6日間ファスティング(断食)ダイエット、実は2回、回復期に大失敗して大きくリバウンドした経験があります。
なぜリバウンドしてしまったのか?
それは、回復期3日以内に小麦系(グルテン)摂取したから。。。
ファスティング(断食)後、これがきっかけでリバウンドしてしまいました。
2回失敗のうち1回(2回目のファスティング)は、遠くからの来客があって付き合いで山梨へ観光に出かけたのですが、なんと回復期3日目にがっつりとほうとうを食べてしまったという・・・
ほうとう、これがまた、おいしいんです~
しかし、こうなるとプッツりと糸が切れてしまって、その後はあっという間にリバウンド。
最終的に4キロ、体重が戻ってしまいました。
そしてその後に行った3回目の断食(ファスティング)。
この時は美味しいから食べて~!といただいた食パンにやられました・・・笑
なんと一本まるまるいただいて、ほんのり温かい。。。これ、たまらなくおいしいやつ!
最初は子供が食べているのを「美味しそうだな~」と見ているだけで十分だったのが、「ちょっと一口」が引き金に・・・そんなに量を食べたわけではないけれど、その後の食欲が抑えられず
あれよあれよと、見事に5キロリバウンド。しかもかなりの短期間での体重増加でした。
そして人生最高体重タイくらいの体重になってしまい、子供の卒園式&入園式に合わせて4回目のファスティング(断食)ダイエットを決意したのでした。
ファスティング(断食)の回復食で失敗しないために
わたしの回復食での失敗経験から言うと、ファスティング(断食)ダイエットでリバウンドしないために大事なのは、回復期に食欲を刺激しない事、です。
休ませていた内臓に負担が掛かる食事は避けるべきことで、大事なことだけど、早い段階で白米や麺類、パンなど小麦類系を食べると、それがファスティング(断食)中に押さえていた食欲を一気に爆発させてしまう起爆剤と化してしまいます。
そうすると、リバウンドも一気なので、その辺は慎重に進めることが、リバウンドしないための大きなコツとなる、と思っています。
わたしは食べることに幸せを感じる部分が大きいので、余計なのかも知れませんが!笑
さいごに
ファスティング後は自分の内臓、血液がまっさらなきれいな状態になっていることを考えると、自然に「からだにやさしいものを」と思えるのですが、
ファスティング終わったらあれ食べたい、これ食べたいとついつい考えてしまうので、それもファスティング後の食欲を刺激する一因になっているかもしれません。
これからファスティング予定の方には、ファスティング中の「終わったらあれ食べよう、これ食べよう」の妄想を控えことをおすすめします。